公認心理師になるには 資格取得最新情報 2019
公認心理師とはどんな国家資格でしょうか。
公認心理師になる方法・資格を取る方法・受験資格・今後の動き等、2019年度の最新情報をお届けします!
また民間資格として人気の心理カウンセラーをはじめ心理学の資格一覧情報も載せているので心理学系の資格に興味のある人は何が自分がとりたいのか、取るのにおすすめなのか考える際に参考にして下さいね。
公認心理師は新しく創設される予定の国家資格です。
公認心理師 今後の予定と今までの流れ
公認心理師法は、平成27年(2015年)9月9日に議員立法により成立し、9月16日に公布されました。
公認心理師法は、一部の規定を除き、公布の日から起算して2年を超えない範囲内において政令で定める日から施行されることとなっており、平成29年9月15日までに施行される予定です。
第1回国家試験は、平成30年までに実施される予定です。
公認心理師が新設された背景は
現在、日本では心理とつく資格は最も知名度の高い臨床心理士をはじめ、メンタルケア資格士、メンタルヘルスマネジメント検定など数多く存在しますが、全て民間資格で国家資格は存在しません。
民間資格である事から、資格取得の難易度や資格取得者の能力にバラつきがあるのが現状です。
日本では年間3万人近くの自殺者や東日本大震災の被災者など心に問題を抱える人が多く存在します。
そのため質の高い心理の専門職が求められること、質の保持のために心理の国家資格が必要である事から公認心理師が創設されたのです。
公認心理師の仕事とは
法案によると、公認心理師は保健医療、福祉、教育、その他の分野において、心理に関する支援を必要とする人の相談に応じたり、心理状態を観察・分析したり、相談者への助言や指導、その他サポートを行うと定義されており、心理の専門職として幅広い分野における活躍が期待されています。
公認心理師の受験資格は
法案によると、「大学および大学院で必要科目を修了した人」のほか、「大学で必要科目を修了し、文部科学省・厚生労働省の指定する施設で心理的支援の業務に従事した人」に国家試験の受験資格が認められるとあります。
つまり大学院卒の人、もしくは大学卒で心理的支援の業務経験者に受験資格があるようです。
こちらは、まだ確定しておりませんので分かり次第追記させてもらいますね。
名称独占資格とは
法案には、公認心理師でない人は「公認心理師」の名称や「心理師」という文字を用いた名称を使用してはならない、という規定が盛り込まれています。公認心理師を名称独占資格にすることで、ほかの民間資格と区別して資格の価値の保つねらいがあるようです。
ちなみに師という字にしているのにも民間資格でよく使われている心理士という字と区別するものだと推測されます。
これからの国家資格で注目度間違いなしですので、今後も情報が入り次第どんどん加筆&追加してきます。
人気の国家資格
他に心理学系の人気の国家資格として「精神保健福祉士」があります。
精神保健福祉士は「精神科ソーシャルワーカー(PSW)」として仕事につくために必要な国家資格です。
また国家資格でなく民間資格でとりたい、まずは心理学の勉強を簡単にはじめてみたい、というひとには民間資格がおすすめです。
心理学系の人気の資格一覧
- 臨床心理士
- メンタル心理カウンセラー
- NLP
- メンタルヘルスマネージメント
- メンタルケアカウンセラー
などなど多くありますので自分が勉強したい分野を勉強してなおかつ資格も取ることが可能です。